メギド72 10章107感想 ~メルクリウス搭乗祭【ハルマまとめ有】~

メギド72 10章107感想 ~メルクリウス搭乗祭【ハルマまとめ有】~

2023年2月2日

107楽しかったですね!!!

2023/1/16更新分、メギド72 メインストーリー 10章107の感想語りです。
目次から全てネタバレなので、未プレイの方はご注意ください。

タイトルメギド72
ジャンル絶望を希望に変えるRPG
対応OSiOS/Android
推奨環境iOS11.0以降 / Android5.0以上
(RAM2GB 以上)
※一部端末除く
価格アイテム課金制

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最近のメギド72感想

アスモデウス復活

迅速な本編復帰を心よりお慶び申し上げます。

107終盤で満を持しての復活かと思っていたので、サクッと登場なされたのは驚きつつ嬉しかったです。
ごきげんな様子にこの豚めもニコニコです。

しかし、テンション高くないっすか…?
やっぱ無自覚なだけでちょっと変容しておられません?
メギドは魂が本体な生物なので、指輪と無関係なメギドが関わった影響が全くないとは思えないんですが…。

今後、物語にどう影響するのか、しないのか。気になります。

パイモンのフォローが光る

あと、妄戦ちゃんの扱いが雑なのはちょっと笑ってしまいました。
自分の復活に寄与してくれた重要ファクターであろうと、アスモイズムからすると雑魚は雑魚であった…。

妄戦ちゃん、いつになるかわからないけれども一息つけたら、アリトンあたりにたくさん労ってもらってほしいですね…。
専用グラをお待ちしております。
ここまで同行が長いと他のモブグラを見たとき無駄に困惑しそうだし、そろそろきてくれないと退場しそうで怖いんですよ!!!

集結する者ども

メルクリウスの正体

唐突に出てきて、ずっと説明がなかったメルクリウス。
衝撃的な背景でした。まさかのメギド体ベース
ヴァイガルドの最新技術というイメージでいたので、あくまで機械ベースかと思っていました。

メルクリウスの最期が気になります。何があったんでしょうか?
メギド体は基本的にバカデカいですし、長期保管できるほどの氷漬けなんてヴィータの技術でできるとは思えないのですが。物好きな野郎って何者? 深読みのし過ぎ??

メギドラルで、メルクリウスの顔を知っているメギドが出てきて話が展開されたりした日には、また興奮させられそうです。

ところでメルクリウスの話の最中にオタクがカットインしてきて笑いました。
そうよね、自分が沼ってるジャンルの未知の話が出たら、気になるよね…。

カマエルのデレ

シバの女王に心配される今をだけを見て生きている組メギドたちにニコニコしていたら、突然のデレに更にニッコニコになりました。
カマエル、そんなにもソロモンのことを信用してくれていたんだね…!? いつの間に。

愛されエル

これからもまっすぐな君でいてほしいです。

眠るリリム

気になる話が出てきました。ぜんぜんわからーん、のでメモだけ。

アガリアレプトの推論の要点はこう、ですかね?

  • リリムが眠り続けているのは夢見の者が中立を維持するため
  • 夢見の者≠メギドラル側

うーん。メギドラルVSハルマについてではなく、カトルスVS蛆について中立…? しっくりこないな。
メタ要素ふくめると、現在のタイトル画面イラストではリリスVS蛆だしなぁ。うぅん。

エピローグのリリスの話と合わせて、とりあえず覚えておきたいです。

最強天然・セーレくん

セーレ君強いな!!?!?!

騎士団のみなさんを完全に絆したのはセーレ君だけでは…?
鬼ごっこといい、飛び乗り登場といい、さすがの冒険野郎だぜ。

キャラクターストーリーを読み返したくなってきました。
でも長いんだよなぁ…
ふつーにイベントストーリー級の読み応え、あるもんなぁ…。

暗闇の中で針の穴を通すような

だいぶ明るい雰囲気の話が続いて忘れかけていましたが、このガブリエルのセリフで、2節ラストの絶望から続いた暗中模索の気持ちを思い出してしんみりしました。

本当に…、なんとか犠牲がでなくて、よかった…。

登場人物のほとんどがプレイアブルキャラクターで構成されている都合上、犠牲者は出ないだろうとメタ的視点では思いつつも、いつ誰が死んでもおかしくない緊張感を常に持たされていたので…
少なくとも、死んでいないだけの犠牲者は山と産み出されてきましたしね…メインでもイベントでも…

「ぶっ殺す!」とかいうフレーズで安心感を覚えさせられるのも、考えてみればわけがわかりません。カマエルかわいいね。

アガレスダンス

ここでバトルモーションネタもってきます!!?!!?!?

アガレスダンスする3人組かわいすぎ優勝
シトリーさんけっこう天然入ってるんですよね…天然勇者…

メルクリウスロールアウト記念搭乗祭

それゆけ!悪役ガミジン

悪役に目覚めたガミジン。
ゆーてあんなキャラスト背負った奴、どーせ悪役なんてできんやろ、と思っていました。

なので、冒頭で「ベリトで身代金とろうぜ!」って言いだしたときはちょっとワクワクしたんですよね。味が出てきたわねと。

冒頭が、悪役としての最大瞬間風速でしたね…
儚い…煌めきだった…

メギドキャバリア―!

襲撃ターン、名シーン挙げてるとキリがない件。楽しかったー!

あっさり説得されるアクィエルとか。(かわいい)

フォカロル教官の熱い演説(短縮版)とか。(お疲れ様です)

メギドの習性をよ~く理解しているおま言うカマエルとか。(同類ゆえの理解だよね?)

秒で裏切り判定されるオレイとか。(状況以上に日頃の行い)

ゼパルちゃんとフラウロスとか。(情報量多すぎてここだけで1記事作れそう)

お父さんにお水をもらおうとするグシオンとか。(日頃の様子がうかがえますね)

事態収拾に走る側だと思っていたグレモリー様が解説席に行っちゃったりとか。(楽しそうで何よりです)

怒涛のネタラッシュに笑いが止まりませんでした。
これだけキャラが登場して、みんなが自分の味を出して活躍する筆力に脱帽です。

バラバラのメギドたちを繋ぎ止める、最後の一手

カスピエルが動いたとき、あぁ、流れ的にロキを探すんだなというのはわかったけれども、その意図はピンときていませんでした。

ロキだからこそ本音だけを伝えてくれる。本音だと誰もが理解する。納得の熱い一幕でした。
もしかしてこのシーンための「歌でしか本音を言えない」というキャラクター造形だったの? とすら思いました…。

歌に応じて襲撃隊メンバーがメルクリウスに駆け寄るシーンは胸が高鳴りました。

このわちゃわちゃ喧嘩祭りを収束させるのが歌だなんてさ。しかもこの、不器用な男の子の歌だなんてさ。
にくいなぁ…。

カマエル・アブダクション

いやー、ひどい絵面でしたね!

カマエルを筆頭にメギドが数珠つなぎに宙に…愉快すぎる。

このみょうちきりんな塔が崩れてカマエルだけがボテッと落っこちるところまで、キャラクター立ち絵の動きでしっかり伝わってきたのがまた面白かったです。

百歩譲ってトラクター・ビームまでは世界観的に納得できたのに、牛のアブダクションをメインストーリーでやっちゃったんだもんなこのゲーム…もう何でもアリだよな…

凧釣り

まさかこの緊迫した状況でまじめに大凧あげ大会が始まるとは思いもしなかったし、モーニングスターフレイルで釣りするなんて考えつくわけねーだろ!!!!!!!!!
ほんと木場筆雄さんは神がかっていらっしゃる。

オーセルの友達認定を否定するガープにニコニコしました。
苛烈な半生を送ってきているガープなので、ヴィータとしての穏やかな人間関係も満喫していってほしいです。

怪人オトーサン

いや強すぎでしょおとーさん……

凄まじい勢いでハルマを落としていきましたね…さすがに限界はあったようですが。

バグっても8魔星でした。味方になると頼もしいです。

「!?!?!?」じゃねーのよ

なんだかものすごく今更な理由(部下ほっぽって自由行動しまくってる時点で実質離脱してません?)で召喚拒否していましたが、子供(型メギド)たちに声揃えて「おとーさーん!一緒に戦ってー!」とか言ってもらったらあっさり召喚させてくれそうだと正直思っています。

おとーさん、実はノリだけで生きてる生き物でしょ…?
軽率に行動しても死なない強者がゆえに興味の赴くままに生きている、オロバスの類友でしょ!!??

なんか…エウリノーム、だいぶ好きになってきました…。

ついにヴェールを脱ぎ始めたハルマたちの生態

この10章終盤にいたるまでずっと情報がなかったハルマニアの実態が、とうとう少しずつ見え始めてきました。闇。

退化処置

なんか怖いワード出てきた。

代わりならいくらでも「作れる」
全が保たれてりゃ、なにも不具合はねぇはずだしな

カマエル ――メギド72 メインストーリー10章107・6

ハルマって…そういう…ひぇ…
みんな同じで複製可能だから、個体の喪失が損失にならない

「個」を重視するメギドに対して、「全」を重視するハルマ、という美しく残酷な対比…

「カマエル管理官、これまでありがとう。さようなら」は完全にホラーでした。

106時点で私がイメージしていたのは、「ハルマは進化によりすべての個体の規格が統一されており、ミカエル・ガブリエル・カマエルは統一前のハルマの姿を残した最後の3体である」というものでした。

まさか流れが逆だなんて思いもしませんでしたよ…。
もとはカマエルたちも「進化済み」のあの統一規格で、「退化処置」を受けたがゆえに個を持っている、と理解しましたが、合っていますかね…?

進化の果ての規格化。個を否定したがゆえの永遠性。

合理的ではありそうですし、きっと様々な経緯あっての果てのこの状態なのでしょうが、生理的に背筋がゾワゾワしました。いいSF…

掘り下げが待たれます。

合理主義の先でも残された感謝の文化

合理化を追求し、個を排し、一見機械的な会話を交わすハルマたち。
失敗した個体に対しても糾弾はなく、一切の感情を排している…かと思いきや、感情のためだけの言葉も使っていますね。

ごきげんよう」「さようなら」といった挨拶。

感謝する」「ありがとう」「称賛を送る」という讃辞。

当機に最後まで役割を与えてもらい、感謝する
ごきげんよう

キガエル攻撃機 ――メギド72 メインストーリー10章107・6

「自動制御による反応」にすら組み込まれた「感謝」の文化。

これらは必要なものと判断されたんだな…と思うと、直感的には受け入れがたいハルマ社会のありかたも、やはり彼らの倫理によって構築されたひとつの極致なのだろうな、と思えてきます。

ところでアジトTVコメント欄やらツイッターでの「確認した」「イイヨイイヨー」「シーゴットオエル」の流行っぷりに笑いました。ハルマ文化が浸透している
メギド民のこのノリのいいとこ大好き。

ハルマ雑ネーム乱舞

秋の収穫たのしいね!
デテキエル(出て来得る)
タネウエル(種植える)
イモフエル(芋増える)
ナベニエル(鍋煮える)!

仕事上がりでうっはうは!
シーゴットオエル(仕事終える)
チャーリーデカエル(チャリで帰る)
メッシクーエル(飯食える)
フローネルエル(風呂寝る)!
おまけでジンジャエル(ジンジャエール)!!

……
あのね、デテキエル登場シーンでわたし、「グラへの添え文字で名前が初出する」とかいう新規演出への感動で、画面をジッと見つめていたんですよ。
そしたらイモ植え始まるじゃないですか。だめですよ。だめでした…。
ピンチに頭が冷えてこわばっていた体が一気に弛緩した

これが…緊張と緩和の落差による芸…!(ニバスカットイン)

ツッコミ不在の真面目ども

おい、誰か突っ込め。

これ、プレイヤー視点では日本語翻訳されているから異様に見えるだけで、ハルマ通信内では意味情報でやりとりされているからハルマ同士では「イイヨイイヨ~」も「確認した」とか「感謝した」と同じニュアンスで受け取られていたりするんですかね。
素ボケかSF描写か判断つかなくて情緒が混乱します。

クソ真面目に提案される3番の異様さよ。

ハルマゲドン以降、未知の恐ろしい存在として描かれてきたハルマ達、どっかで可愛げが描かれるんだろうなーと思ってたら思っていたより早かったうえにボケ方が高度過ぎて凡ヴィータはあたまがおかしくなっています。称賛する。

ハルマたちの107動向まとめ

この感想をまとめるための読み返しでなんだか愛着が湧いてきたので、107で登場したハルマの動向をまとめてみました。
108にはもう誰も出てこないかもしれない彼らの一瞬のきらめきを、ごく簡単にですが振り返ってみましょう。ドン。

各ハルマ107登場タイミング

(※隊の区分は推定です)

メギド殲滅隊:デテキエル・タネウエル・イモフエル・ナベニエル→107・4序盤

アジト殲滅隊:サイコエル・アタマサエル・ジンジャエル・キガエル攻撃機(イイヨエル)→107・4ラスト

ペルペトゥム常駐隊:シーゴットオエル・チャーリーデカエル・メッシクーエル・フローネルエル→107・END

それぞれの動向

タネウエル→アガレス・ゲイボルグにより攻撃機から排出、エリゴスにヴィータ体を撃破され、自らフォトンに戻る(107・4)

デテキエル→ハルマ通信司令塔(107・5)。カマエル回収担当。ボティスの銃撃で回収失敗。カマエル説得も失敗

ナベニエル→ファンゲン荒原焼却担当

キガエル攻撃機→アスタロトがハルマたちの攻撃からメルクリウスを守る肉壁にして破壊(107・6)

イモフエルサイコエル→エウリノーム(メギド体)に撃破される(107・6)

メッシクーエル→ガープ・ニバス処分担当、凧撃墜担当

チャーリーデカエル→凧文化について報告。花火担当。メルクリウスに気づき攻撃行動に移るもゲスレオンの妨害を受け花火再開

シーゴットオエル→メギド殲滅隊からの緊急ハルマ通信を受ける。「凧あげ=ハルマを歓迎する儀式」説を提唱

漏れがなければ12体中8体が残っていました。案外生き残っていたな。
彼らはこれからもヴァイガルドに残って活動するのでしょうか。

できればこれ以上メギドと対立せず、元気に素ボケを量産しつづけてほしいものです。

まとめ

ウオ~~~~! めっちゃ長くなりました! なんとかひととおり振り返った!!
触れていないポイントも多いですし、まだ語ろうと思えば1.5倍くらいは書けそうですが、ほんとキリがないのでこれで…。
今話濃かったな…。

気になった謎

  • 107・冒頭でティアマトが感じた視線の主は?
  • リリスが引き合わせようとしているエルダーとは?
    • エルダーのなり損ないであるポルターガイストの役割はあるのか?
  • リリスの立場は?
  • ボティスとデミウルゴスの関係は?

次回、ステージ108

4章以降は毎章がステージ12個なので、次回更新の108で10章完結、でしょうか。

章終わりだもん、ぜったい情緒を大変なことにされる。
今度は何が起こるのか…。

とりあえずシバとソロモンは再会ですよね。できますよね…?

上に立つ立場の二人が、短い時間でも、久々に対等な相手との元気などつきあいに興じられることを願っています。

ステージ108は2/13(月)更新予定とのことで、楽しみです。


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