メギド72『聞かせてくれ、お前の歌(ことば)を』感想 ~終わることで始まった2人~

メギド72 イベントクエスト『聞かせてくれ、お前の歌(ことば)を』(2023/7/2~7/9開催)の個人感想記事です。

既プレイ前提のネタバレ100%ですので、プレイ後にご覧くださいませ。

出演を楽しむメギドたち

みんな、メギドライブフィーバーで踊ってましたね~!

この音楽祭で練習していたから、ライブフィーバーでもその成果を発揮したのかな、などと繋がりを想像して楽しくなりました。

率先してマイクを奪いに行くアスモ様。

初めてお歌を拝見した際は「え…歌…歌ァ!?」とけっこうな衝撃だった記憶があるのですが、2周年質問箱で解像度が上がってからは「歌も…示威行動なんだろうな…」としっくりくるようになり、今回の行動もアスモデウス様だわ~~~~と感じ入って(?)おりました。

素直に戸惑うグシオンちゃんかわいいですね。

かけあいわいわい

ダゴンちゃんのここの返し最高。
なんでも食べ物に変換されるんだね…

異性魅了フォトンですか?
そんな二次創作向きなフォトン…作中視点でもあっていいってことですか…?

性質付与フォトン概念、便利すぎる…

フルフルって飛び起きることあるんですか!!!?!?!?!?!?

そっか…戦争の歓声…、さすがに生命の危機に直結する音を感じ取ったら起きるんですね。

メギドの戦争に匹敵する熱狂かぁ。
そういえば結局分析の結論は描かれずじまいでしたが、

猿が踊る→客がフォトンにあてられて異常なまでに興奮する→興奮で生まれたフォトンを猿が摂取

こういう感じのしくみだったんでしょうか。

または餌だけでフォトンを賄っているために大飯食らいなのか。
あるいは両方か。

サルマー、猿の管理はほんとうに責任をもってがんばってほしいです。
その後の消息が猿による被害とか嫌ですからね…?

文化ギャップにショックを受けるガギゾン。笑いました。

あんだけヘイト1200%だったおガギ、私は未だに悪感情が抜けきらないバラムよりも比較的あっさり受け入れられつつあるんですが、こういう、根が素直なところが受け入れやすかった理由なのかな…と思いました。

未だチャトランガで性格悪いムーブしているバラムと違って、おガギは害すために害しているわけじゃないんですよね。
目的のために他人を害すことに一切頓着していないだけで。

あれ、どっちもどっちだな…?

客に貴賤はないを地で行くニスロク。
ニスロクの屋台飯、並んだ人ビトは何の気なしに「すごい!おいしい!」って食べたんでしょうが、めちゃくちゃ贅沢ですね。モブヴィータになって食いてえ~!

個性豊かすぎる面々がいる集団に、とばっちりも含めて「あいつならひどい目にあってもまあいいか」と思えるキャラがいるって便利だなぁと思いました。

フラウロスはどこに出しても恥ずかしいクズですが、ゼパルちゃんに弱いなどのかわいげがあったり、こういう扱いを容赦なく受けていることでバランスをとっているのかな…

タナトスも「他者の死を興味オンリーで積極的に野次馬する」という悪趣味極まりないキャラクターなんですが、「極度の面倒くさがり」という性質から他人を害すところまではいかない…というところでバランスをとっているように感じています。

私はメギドで完全に地雷というか未だにしこりを感じているプレイアブルキャラクターはバラムくらいなので、この辺のヘイト管理がうまいな~ と思っています。
すごく絶妙なところを綱渡りしている…。

審査員席の混沌

おい、純正メギドにヴィータの催しの審査をさせるんじゃない。
…と、ルシファーとマモン様が出てきたときは反射的に思いましたが、

グレモリー様のこの一言でストンと腑に落ちました。
異なる意見を出すという意味では異種族はうってつけですね!

…いややっぱ極端では????

でも面白い面子でしたね。

ルシファーが異文化をわからないままに誠実に裁定しようとしている姿が好きでした。
相手を理解できなくても誠実に向き合うことはできる。

でもマモン様は顔と撫で心地だけで決めそうなので、いくらエンタメ性を採り入れたといっても音楽祭の審査員には向かないような気がします。

♪いいな いいな 悪人がいないって いいな

いいやつでしたね、トッキー&サルマー。

ここのBGM、まさかの俺イケで腹筋が鍛えられました。そこへいくのかお前…

でもキャーキャー言われるタイプの曲調のキャラソンがこれしかないのはわかる。

トッキーバージョンの俺イケ、ちょっと聞いてみたいです。

マネージャーの負の時代につけこんで巻き込むというめちゃくちゃ不穏な登場のしかただったのに、猿たちを(楽観からくる無責任はありつつも)かわいがっていて、周りにも存外誠実に振舞っていて…

メギドの毒に塗れたストーリーを愛しつつもやっぱ毒ばっかは疲れるな…とも思うので癒されました。

いつか別の物語で、がんばっているトッキー&サルマーの姿や消息が描かれるときを楽しみにしています。

終わることで始まった2人

おぉお…おおおお…

この2人の結論は、とても、とても好みでした…。

マネージャーとの再会の話はずっと読んでみたかったし、再びタッグを組む2人もそれはそれでいい話として受け入れたと思います。

しかし、私にとって『この言葉、君に届け』は共依存していた2人が自立し始める話だったので、せっかく自立しはじめた2人がよりを戻して、果たしてうまくいくのか? という不安もありました。

少なくとも今回の冒頭時点の2人では、まだ頼りなく感じました。
今回のシナリオが「大きな壁を乗り越えて2人が一気に自立する話」だったら再合流もありえたかもしれませんが、今回はあくまで「別れてから止まっていた2人の時間がようやく動き出した話」だったように感じます。

今の2人ではまだ、互いを理由にして動いて共倒れするという失敗を繰り返しそうな危うさがあるというか。

なので、いくら長命であろうとヴィータ的な情緒の発達としては幼い段階にあるロキの、「一緒にいてほしい」というある種幼い願いをきっちり突っぱねたマネージャーを、私は肯定したいと思いました。

ここまで書いてようやく整理がついたんですが、私はこの別れを子離れ/親離れの話として読んでいたようです。

ロキはマネージャーを親のように慕い、マネージャーは拾った子供の世話をしていた気持ちが多分にあったと思っています。

別れを肯定的に描く話が好物な私は、この2人はこのまま一生会えなくても互いを想い続けてそれぞれ幸せに生きていけると思います。

ですが、いつか2人が互いを本当の意味で対等に見られる日がきたならば、それはそれは素晴らしいタッグが産まれるだろうな…とも思います。

イベントクエスト『聞かせてくれ、お前の歌(ことば)を』。
とても爽やかな気持ちにさせてもらえたシナリオでした。

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